パナソニック・ホームパナソニックの店トップ > お客さまと店の間に“それぞれの物語” > ファーストペンギンの話(峯田電器)

社会のお役に立つことなら、最初に飛び込むペンギンのように率先して道を拓きたい。

介護はいま、日本社会の大問題。街のでんきやだからこそ、できることがあると思う。

うちの店は、戦後まもない昭和22年に祖父が開業。昭和46年に、僕の父であり現社長の峯田季志(ひでじ)が二代目として継ぎ、いま僕は三代目となるべく専務として研鑽を積んでいます。父がよく言っている言葉で、また松下幸之助氏の考えそのものでもあるんですが、「社会に対して使命感をもって、経営にあたれ」という教えがあります。たとえば、超高齢化社会へと進んでいる日本はいま、介護という切迫した問題を抱えています。父は介護の分野でも「日頃からお客さまをはじめ地域の方々と密に接している“街のでんきや”だからこそ、できることがあるのではないか」と考え、介護保険制度がスタートした2000年にはいち早く、県の認可を取り、専門相談員もおいて介護事業を始めました。街のでんきやが、介護という未知の大海原に飛び込む“ファーストペンギン”になったわけです。
介護ベッドや歩行器、入浴用いす、ポータブルトイレなど介護福祉用品のレンタルはもちろんですが、毎日の暮らしの負担や、介護にまつわる心理的負担を減らしていくためのお手伝いこそ、我々がしたいと思っていること。日頃からお客さまのところに伺っていると、介護の面でも「もっとこうしたらご負担が減るのでは?」と気づくことが案外多いものなんです。
たとえば、あるお宅のおばあちゃんは、「本当は子どもたちの手を借りずにトイレに行きたいのだけど、トイレまで遠いもんだから…」とつぶやかれていました。夜中もご家族の介助が必要なことを心苦しく、ご本人としても寂しく思われているご様子です。そこでご家族に、おばあちゃんがひとりでも行けるよう、寝ている部屋にトイレを新設してはいかがとご提案。「そんなこと、簡単にできるの?」と驚かれていましたが、リフォームさせていただいたことで、おばあちゃんは前向きになり、ご家族の負担も減らすことができました。
介護というのは、その方、そのご家族、その住まい環境によって状況が全く違いますから、何が潜在的に求められているかの気づきが大切だと思います。手すりや段差などのバリアフリー化はもとより、浴室の改修、階段への昇降機の取り付け、ホームエレベーターの設置など、ケアマネージャーさんやヘルパーさんとも連携しながら、最善の策をご提案。介護保険の利用手続きもサポートさせていただいています。

名刺には、夜間専用の電話番号を記載しています。

お客さまがお困りになっていることには、すぐ対処してさしあげたい。ですから、夜間専用の電話番号もお客さまにお伝えしています。水が漏れるとか、ヒューズがとんだとか、夜中に緊急出動することもたびたび。困ったときにどこに電話をするか、日常のお困りごとのすべてにおいて、うちの店は“ファーストコールカンパニー”でありたいと願っています。そして、そのための努力を惜しまないようにしたいんです。
以前、こんなことがありました。うちの店のお客さまで、ビデオ撮影が趣味で、専用のスタジオまで持っている方がいらっしゃいます。ある日、大事なイベントの前日に、なんとビデオカメラがトラブル。真っ青になって店に駆け込んでいらっしゃいました。明日のイベントまでになんとか直してほしいとおっしゃるのですが、その修理に必要な部品をいまから取り寄せるとなると、明日になってしまう。本来ならあきらめるしかないのですが、メーカーであるパナソニックに必死の思いで事情を話し、粘り強く交渉した結果、「10年に1度の頼みだと思って、今回だけは」と、大阪の伊丹空港から山形空港まで飛行機で、その日のうちに部品を送ってくれることになりました。数千円の部品に対し、わざわざ飛行機にまで載せ、飛行場から店まで部品を運んでくれたパナソニックの精神にも感銘。父がよく口にする“想像を超えるサービス”が実現しました。お客さまの喜びようは言うまでもありません。

お客さまに最も近いところに、僕たちはいる。それが、街のでんきやの誇りでもあるんです。

こんなにお客さまと密着している商売はほかにないと思います。かゆいところに手が届くよう、お客さま第一に考え、僕たちしか気づけないことをやっていく。結局、僕たちは、お客さまの喜びが自分の喜びなんです。おこがましいことですが、うちの店は2013年、顧客・地域密着の優良店を表彰する「おもてなし経営企業選(経済産業省)」全国50社のうちの1社にも選ばれました。
父は、街のでんきやの後継者を育成する目的でつくられた、現「松下幸之助商学院」の第1期生であり、僕も、電器店経営の知識や人間修行のためにそこで学びました。まだまだ未熟ですが、これから先々も、街の方々から「あの店があってよかった」と思われる存在でいたい。人間力を磨きながら、プロとしての知識や新しい技術を修得し、地域社会のお役に立っていきたいと願っています。

和宜くんは、子どもの時から知ってる。困ったとき、すぐ来てくれます。

ルーロを買ったんです。よく働いてくれて、もう私が掃除することなくなっちゃいました。ただ、ゴミの捨て方がわからなくなって。買ったとき、説明してもらったはずなんですけどね。使用説明書とか見るのも面倒で、ついこうして家に来てもらって教えてもらうんです。ついでに、新しい洗濯機の、洗濯クズの取り方も聞いておきました。

お店の情報

店名 峯田電器(株) 店舗詳細へ
電話 023-664-7912
住所 〒990-0301 山形県東村山郡山辺町大字山辺1272-4
※ここでご紹介したサービスは、その店独自のものです。すべての店で行われているものではありません。
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