パナソニック・ホームパナソニックの店トップ > お客さまと店の間に“それぞれの物語” > これからのリフォームの話(ニューウェーブ電視館)

建物と設備をトータルで考えることが、リフォームの理想だと思う。

“家が先、設備はあとから”このやり方を根本的に変えたいと思いました。

うちの店も長年、家づくりやリフォームの仕事をさせていただいていますが、
僕は街のでんきやとして、これまでの進め方に疑問を感じるようになりました。
どういうことかと言いますと…。一軒の家を建てるとします。そうすると僕たちでんきやの
仕事である電気工事とか住宅設備や家電製品の設置って、たいてい最後になるんです。
まずハウスメーカーさんや大工さんが家という器をつくり、そこに、あとから設備という
中身を入れる。“家が先、設備はあとから”というのが普通の進め方です。
でも、それではダメだ、と痛感することがよく起こるんです。たとえば、この壁のこの位置に
コンセントがあれば便利になるのに、その壁の裏側は配線ができないような構造になっていて、
コンセントの増設ができない。エアコンを壁面に埋め込んでスタイリッシュにしたいと
お客さまが要望し、大工さんがスペースを作っても、実際にエアコンを設置しようとすると
ルーバーが邪魔で収納できない。お客さまのために「こうしたい」と思っても、
断念しなければならなかったり、余計に費用がかかるという場面にいろいろ遭遇してきました。

住宅と電気がどんどん融合していく時代、建物と設備を別々に考えるほうが不自然です。

また、住宅のあり方も、以前とは全く変わってきました。これからの時代は、オール電化住宅、
太陽光発電、電気自動車、電力小売自由化、ZEH(ネットゼロエネルギーハウス)、
HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)など、住宅と電気がどんどん
融合・進化していきます。住宅と設備をいつまでも別々にしているのは不自然だし不親切だ。
業者の都合で、建物と設備と暮らしを分けて考えていては、最高の家づくりはできない、
お客さまのためにならない、と思うに至りました。

暮らしに密着している僕たちなら、いい提案ができる。建物と設備をトータルで考えるリフォーム会社になろうと決意しました。社員はみな、“現場主任”です。

僕はまず、新たに設計士さんを社員に迎え、一級建築士事務所を設立。
電気工事と合わせて建設業許可も取得しました。さらに古物商許可も取得して、
中古家電の取り扱いもできるようにしました。お使いの家電が壊れる前にこちらから下取りを
ご提案することで、お客さまにとっては下取り料が値引きになりますし、僕たちにとっては
従来の受け身型から脱して、お客さまにふさわしい住宅設備や家電のご提案ができるように
なりました。仕事をお願いする専門業者さんとの関係も強化。
「建物と設備をトータルで考えるリフォーム会社」となる基盤を築きました。
スタッフ一人ひとりの業務の仕方も見直しました。お客さまには一人の担当者がつき、
電球一個から家一軒まで、あらゆるお困りごとの窓口として、お客さまの全てのニーズに
お応えする体制をとりました。社員の名刺の肩書きは、“現場主任”で統一しているんです。
ダサい肩書きかもしれませんが、現場の責任者であることをわかってもらうのが、いちばん。
お客さまにとっては、店長とか社長とかはどうでもいいことですから。
いまも、あるお客さまの家の新築を進めています。街のでんきやさんを超え、
しかし、街のでんきやさんだからこそできる仕事をしていくことが、僕のめざすところなんです。

オール電化住宅にしました。太陽光発電のことから、電球一個のことまで、担当の方がすぐ来てくださるので安心です。

どんなことでも、何か困ったり、わからないことがあったら、うちのご担当の方に言えさえすれば
いいんです。親切に、ていねいに対応してくれます。太陽光発電とかオール電化住宅って、
将来もずーっと、しっかり面倒を見てくれるところじゃないと困りますしね。
あれこれ、うちのお世話をしてくださる、信頼できる方がいるというのは、本当に気持ちがラク。
ありがたいことですね。

お店の情報

店名 ニューウェーブ電視館 店舗詳細へ
電話 0858-22-1131
住所 〒682-0887 鳥取県倉吉市明治町2丁目45番地1
※ここでご紹介したサービスは、その店独自のものです。すべての店で行われているものではありません。
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