百まで元気で生きよーね。
町のみなさんと
いつも笑い合っています。

健康がいちばん。店内の“コアトレチェア”は、
お客さまに自由にお試しいただいています。

私たちの年代になると、やれ腰がつらいだの、膝が痛いだの、いろいろあります。

私自身、そろそろ足腰を鍛えなくちゃと思っていたところ、パナソニックから登場したのが、“コアトレチェア”というフィットネス機器。ソファのような椅子がV字に動き、そこに座ってバランスをとるだけで体幹が鍛えられるというものです。

さっそく試してみたところ、これなら手軽にトレーニングができると、すっかり気に入りましてね。足腰の衰えに悩む町のみなさんにもぜひ知ってほしいと、商売を抜きにして使命感のようなものが芽生えました。それで、店に陳列している4K有機ELテレビの前にコアトレチェアを置き、ゆっくりテレビをご覧になりながら試していただけるようにしました。

最初は「何や、これ？」と物珍しそうに見ていたお客さまも、コアトレチェアについてご説明すると、興味を持って試していかれます。なかには毎日のように、「また使わせてー」と鍛えにみえる方もいらっしゃいます。

実は私も開店前、スタッフがまだ来ないうちに、毎朝15分ほど揺られるのを日課にしています。足腰がずいぶんしっかりしてきたように思います。

お客さまが元気になられた姿を見るのは、
自分のことのようにうれしいものです。

親しくさせていただいているお客さまのお一人に、新さんという方がいらっしゃいます。いつもとっても明るくて朗らかな方ですけれど、半年ほど前までは腰をわるくされて大変でした。百歩歩いたら足が痺れるような状態で、とうとう手術されたのですが、私もずいぶん心配しました。

退院後、久しぶりにお会いすると、「これからは体重もちょっとは減らし、ふだんから足腰を鍛えなきゃいかんのよ」とおっしゃいます。それならと、コアトレチェアをおすすめしました。

お届けしたその日から、朝15分夜15分のトレーニングが彼女の日課になりました。コアトレチェアには効果的に鍛えるための音声ガイドが付いているのですが、「この椅子が“背筋伸ばしてー”とか“胸張ってー”とか、私に命令するのよ」と笑いながらも、このトレーニングがすっかり気に入ったご様子。熱心に励んだ甲斐があったのか、いまでは足腰も気持ちも元気いっぱいになられたようです。

この歳になると私もそうですが、やっぱりみなさん、健康のことがいちばんの気がかり。自分が使ってみて、いいと思ったものをご紹介し、町のみなさんに元気に過ごしていただく。それが、街のでんきやをやっている私の喜びですね。

街のでんきやさんって、つくづくいい仕事だと思います。
でんきやをやっていなければ
町の人たちとこんなに親しくできませんから。

お客さまのところにアフターサービスなどにお伺いすると、帰りがけにご自分の畑で採れた野菜などをいただくことがあります。私は料理が大好きなので、その野菜でお惣菜をつくっては、お客さまのところにおすそ分けに伺います。

私は仕事でも何でも手帳にメモしておくのが癖なんですが、おすそ分けのお料理も、同じものばかりをお持ちしないよう、どなたにいつ何をお届けしたかメモしています。

お客さまのなかに、ひとり暮らしをされている男性がいらっしゃるんですが、お惣菜をお届けすると、「おー、助かるなぁ。奥さんの顔を見ると元気になるわ」と喜んでくださいます。

本当は私も、そろそろ引退してもいい歳かとも思うんです。うちの店は息子夫婦が継いでくれていますし、店長はじめ長年働いてくれている従業員さんにも恵まれていますしね。

でも、とにかくこの町の人たちが好きで、でんきやの仕事がやめられないでいます。

コアトレチェアのトレーニングが私に合っているのか、足腰に自信がついてきました。ごはんは忘れても、コアトレチェアに乗るのは忘れませんよ。あまりに気に入ったものですから、ご近所の方を自宅に招いて、「本当にいいから、いちど試してみて」とおすすめしているんです。ACT西条さんには、いいものを教えてもらいました。敏子さんも元気な方ですから、「お互い元気に百まで生きよーね」と笑い合っているんですよ。