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Vol.101
都会のでんきやの話

孤立する人がいませんように。
東京の真っ只中でも、
人と人のつながりが生きてます。

東京都世田谷区
日の出電機・三軒茶屋店
代表取締役社長 山﨑 力
店長 駒形 真一

頼まれたら、何でもやります。
何を頼まれても、もう驚きません。

(山﨑):どの街のでんきやさんもそうだと思うんですが、私たちの仕事は、電気以外の頼まれごとが実に多いですね。

(駒形):でんきやさんというより、何でも屋さんですよね。お客さまのお宅の草取りをしたり、庭の柿の実を収穫したり、ゴキブリ退治に伺ったこともあります。

(山﨑):駒ちゃんが店長をしている三軒茶屋店は、開店して50年近く。三軒茶屋は渋谷や下北沢のすぐそばで、いまや若者に絶大な人気を誇るエリアだけど、昔からお馴染みのご高齢のお客さまも多い。

(駒形):そういうお客さまのところに伺うと、たいていは作業10分、あと1時間は雑談タイムなんですよ。お話し相手のいない一人暮らしの方も多いですし、ご家族と同居されていても、ご家族とはあまり喋らなくなっちゃう。

(山﨑):子どもって、親と話すのがメンドくさくなって、ついつっけんどんになっちゃうからなぁ。みんなお喋りする相手を求めているんですね。駒ちゃんは、“日の出のホスト”と呼ばれているし。

(駒形):僕、家では無口で通っているんですが、お客さまとお話をするのが好きなんです。お客さまって、わざわざ頼むほどではないけれど、ちょっとした不便やお困りごとを抱えている。「庭が雑草だらけになのに、腰が痛くて草取りできない」とか「せっかく柿の実が実ったのに、手が届かない」というような…。お喋りしていると、そういうことがポロっと出てくる。知ったからには、解決してさしあげよう、という気持ちになります。

(山﨑):お話をお聞きするって、大事なことですよね。お客さまのリアルな暮らしとかお好みとかがわかっていないと、家電もリフォームもベストなご提案ができないですしね。

詐欺の被害を防いだり、
保育園では子どもたちに卒園証書を渡したり…。

(山﨑):相変わらず詐欺の被害があとを絶たないとニュースになっているけれど、この前は、詐欺の被害を未然に防いだんだって?

(駒形):70代のお客さまのところに伺ったら、「これ、どうしたらいいんかなぁ…」とハガキを見せられたんです。ここに電話をしないと差し押さえられるというような、もっともらしいことが書いてある。以前、他のお客さまにも似たような怪しいハガキが来ていて、警察に相談したことがあり、詐欺の手口だとピンと来ました。「不審に思うことがあったら、とにかく僕に話してよ」と、ひとり暮らしのお客さまには口を酸っぱく言っています。

(山﨑): そういえば新居に越してきたばかりの若いお客さまから、ストーカーを心配するご相談を受けたこともあったなぁ。用心のために、防犯カメラを取り付けました。迷惑防止機能つきの電話も普及したし、我われ街のでんきやの仕事も、暮らしの安全・安心に関してが多くなりました。

(駒形):そうかと思うと、とってもシアワセなご依頼もあるんです。保育園の卒園式で、子どもたちに卒園証書を渡すお役目をいただいたときは、うれしかったなぁ。

(山﨑):駒ちゃんが新人の頃からのお付き合いの保育園だよね。エアコンの設置・メンテナンスから、洗濯機や掃除機の点検、消耗品の補給など、ありとあらゆることをやっている。

(駒形):子どもたちのバッグをかけるフックなども手作りしました。僕が工具を出すと、男の子は興味しんしんの顔で見ています。

(山﨑):冷蔵庫や洗濯機を梱包していた段ボールを利用して、工作もしているよね。

(駒形):子どもたちが中に入って遊べるようなクルマやおうちを作りました。ハンドルもちゃんと回るんですよ。

(山﨑):こういうのは、本当にシアワセなご依頼だ。

(駒形):保育園に行くと子どもたちがワーッと駆け寄ってきて、僕、保育園ではモテモテです。この保育園は、僕がでんきやになって初めてのお客さまですが、街のでんきやという仕事を好きにならせてくれました。

店が、街のコミュニティルーム。
毎月1回、“さんさんサロン”を催しています。

(山﨑):三軒茶屋店では月に1回、“さんさんサロン”と称して、いろんな催しを開いています。

(駒形):沖縄の三線の会やフラダンスの会、笑いヨガや、ブラジル料理の教室など、毎回趣向を凝らしてやっています。お客さまや商店街の方が講師になるなど協力してくださるんです。始めて6年ぐらいになります。

(山﨑):ともすれば閉じこもりっきりになりそうなご高齢の方が、みんなで気軽に集まって楽しむ場所をつくりたいというのが、そもそもの発端。

(駒形):最初は、本当にみなさん集まってくださるんだろうかとも思いました。でも、人数にかかわらず、とにかく月1回、必ずやっていこうという決心のもと始めたら、いまでは大賑わい。

(山﨑):お客さまのイスが足りなくなって、買い足したり…。

(駒形):お客さまがお店にふらりと立ち寄られて、「今月はいつやるの?何やるの?」とお尋ねになることも多いんです。みんな楽しみにしてくれています。

(山﨑):僕たちの店は都会の真っ只中にあるけれど、長屋のようなお付き合いが生きている。人と人とのつながりがこんなに感じられる仕事って、ちょっとないんじゃないかなぁ。

お客さまのお話

保育園の行事のお手伝いまでお願いしています。
子どもたちからも大人気なんですよ。

はじまりはじまりえん

うちの保育園はずーっと日の出電機さんにお世話になっています。小さな子どもたちの場所ですから、コンセントの位置なども、子どもが触れない場所に設置するなど、安全には特に気遣ってくださっています。今日は、掃除機の調子がおかしくてお電話したんですが、すぐ飛んできてくださいました。クリスマス会などの行事のときは、工作用の段ボールを届けてくださったり、プロジェクターを映すときに必要な暗幕をご手配くださったり、何から何まで頼りっぱなしです。駒形さんがいらっしゃると、子どもたちが歓声をあげて抱きつきに行きます。

お店の情報

名称
日の出電機・三軒茶屋店
住所
〒154-0004 東京都世田谷区太子堂3-14-3店舗詳細を見る
電話番号
03-3413-6531

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