パナソニック・ホームパナソニックの店トップ > お客さまと店の間に“それぞれの物語” > お客さまのそばにいる話(パナックいのうえ)

Vol.104
お客さまのそばにいる話

かゆいところに
手が届く店で
あり続けたいです。

鳥取県鳥取市鹿野町
パナックいのうえ
井上清 佐代子 明江

お客さまのことを思い、
お客さまからも助けられての75年間です。

うちの店は75年前、戦後間もない頃に父がここ鹿野町で、新建材や金物、日用雑貨などを扱う店として創業。なかでも電球やソケット、電源コードなどがよく売れたことから、街のでんきやとしての道を歩むことになりました。その父は、私が24歳のときに他界。その頃、私は地元を離れて大阪にいたのですが、専門学校で電気のことは学んだものの、でんきやとしての仕事は父から何も教わることもないまま、母ひとりに店をまかせることはできず、故郷に戻ってきました。当時の私は家電製品の修理などは何とかできたもののお客さまに「買ってください」のひと言がなかなか言い出せなかったですね。それでも、父の代からの大勢のお客さまが、まだ若かった私を助けてくれました。乾電池ひとつ、電球ひとつをお届けするような小さいご依頼こそ、大切にする。自分の都合より、お客さまのご都合を優先する。お客さまとの約束は、きちんと守る。そんな当たり前のことを心がけながら、妻の佐代子と二人三脚で今日までやってきました。また10年ほど前からは三女の明江も後継者として、でんきやの仕事を手伝ってくれています。

いまでは、お客さまのことはみな、私のアタマの中にインプットされています。家電やリフォームなどのご相談のお電話をいただけば、パッとお客さまのお宅の状況が思い浮かびます。お客さまとはそんな間柄なんです。

実は一昨年、私と妻は新型コロナに感染してしまい、入院を余儀なくされました。娘がひとりで店を切り盛りして奮闘しましたが、ご注文いただいていた家電のお届けが遅れるなど、お客さまにはご迷惑をおかけしました。それでもお客さまは何ひとつ非難するわけでなく、かえって思いやりにあふれた温かな励ましの言葉をかけてくださいました。涙が溢れるような思いでした。

「補聴器のお世話をしてくれる店」として、
地元のみなさまから定評をいただいています。

この地域はご高齢の方も多いですから、うちの店は補聴器には特に力を入れています。ご家族に勧められても、「年寄り扱いするな」と初めはイヤがる方もいらっしゃいますが、補聴器はメガネと同じこと。聞こえを取り戻すと、ご家族やお孫さんとお喋りが楽しめるし、外出の意欲も湧く。気持ちが明るく前向きになります。お耳の具合がおかしいと思ったら、気軽に聞こえの測定をしていただけるよう、うちの店では2カ月に一度、パナソニックから専門の相談員さんに来てもらい、聞こえの相談会を開催。私の手描きイラストを添えたチラシをつくって、地域のみなさまにご案内しています。そういう私自身もこの相談会で聞こえのチェックをしたところ、高い音域の聞こえが少し落ちているとのこと。そういえば聞き直すことが多くなったなぁと感じていたので、さっそく耳あな型の補聴器を使うことにしました。

補聴器というのは、ご購入いただいたあとのアフターケアがいのち。お使いになっているうちに、聞こえの具合が変わることもありますから、定期的なチェックが欠かせません。それに、ご自分ではなかなかお手入れしづらい細かい部分のクリーニングなど、正しいメンテナンスが大切です。聞こえの相談会では、午前中は当店で、相談員さんによる聞こえの測定や調整、クリーニングや点検などを行ない、午後はご希望される方に訪問相談を行なっています。「使い始めから、ずーっと安心サポート!」がうちのモットー。聞こえのことで悩まれる方をひとりでも多く、この町から減らしたいと思っています。

鹿野の町を愛するひとりとして、町のためにも尽くしていきたい。

鹿野は昔ながらの面影がいまなお残る城下町。風情ある景観の整備や保全に、町をあげて取り組んでいます。夕暮れになると町並みにはたくさんの行灯が灯り、情緒豊かに彩ります。この180灯ほどある電球の交換やセンサーの管理は、うちの店が一手にお引き受けしています。また2年おきに桜の季節に開催される鹿野祭りは、400年以上にわたり受け継がれている伝統の祭り。町の人たちの心の拠り所でもあります。たくさんのソメイヨシノが咲き誇る城址公園は夜になるとライトアップされ、幻想的な美しさを描き出します。うちの店は、その配線工事もやらせていただいています。そのほか、商店街を盛り上げるためにポイントカードの導入を企画するなど、さまざまなことをお手伝い。やはり、自分が生まれ育ってきたところですから、わが町には思い入れがあります。これからも町の人たちと、鹿野の町を盛り上げるお手伝いをしていきたいと思います。

お客さまのお話

90歳を過ぎて、
元気にグランドゴルフを楽しめるのも、
補聴器のおかげかねぇ。

乾 恭朋様

今日も午前中はグランドゴルフを楽しんできました。よく身体を動かし、仲間とよく喋るのが、わしの元気の秘訣だと思っとるんです。いまの補聴器は、よくできておりますなぁ。プレイしてるときも、補聴器のことは全く気になりません。こうして定期的に聞こえの具合をみてくれるから、ありがたいですな。使ってるうちに、「あれ、ちょっと聞きづらいかな?」と思うときもあるんだけど、自分ではよくわからないものですから。うちの家電製品はほとんど、いのうえさんのとこで買いましたが、補聴器もいのうえさんとこにしてよかったです。面倒見がいいからねぇ。

お店の情報

名称
パナックいのうえ
住所
〒689-0405 
鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1560番地1店舗詳細を見る
電話番号
0857-84-2081

近所の「リフォームが相談できる
街のでんきやさん」を探す

※ここでご紹介したサービスは、この店独自のものです。すべての店で行われているものではありません。

パナソニックの店 公式SNS

  • LINE
  • Instagram
  • YouTube