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パナソニックキッズスクール×東北のパナソニックの店@渡辺無線(宮城県気仙沼市)

パナソニックキッズスクール×東北のパナソニックの店@渡辺無線(宮城県気仙沼市)

東北・気仙沼のでんきやさん渡辺無線が、パナソニックキッズスクールを開催。子供から大人まで、夢中になる時間を過ごしました。
いまなお延々と更地が続く、宮城県気仙沼の漁港近く。
被災後もここで街のでんきやを営む渡辺無線さんは、
パナソニックとのコラボにより、
2014年9月13日、パナソニックキッズスクールを開催しました。
会場はお店に併設されている、町のコミュニティルーム“サライ”。
小学生たちにまじって小さなお子さんや、付き添いのお父さんお母さん、
お祖父ちゃんお祖母ちゃんの姿も見られ、
ハイブリッドカー工作とLEDランタン工作の
2つのワークショップが賑やかに行われました。

手を動かすのって、こんなに楽しい…!
午前中に行ったハイブリッドカー工作は、
太陽電池とアルカリ電池の2つの動力で走るクルマを組み立てながら、
環境とエネルギーについて楽しく学ぶもの。
手を動かすのが早い子、遅い子もいますが、全員のクルマが完成すると、
秋晴れのなか、さっそく専用コースで試走会。
自分のクルマが快調に走り出すと、子供たちは大興奮。
平らな道では太陽電池、坂道では乾電池へと切り替わりながら走るクルマに、
目を輝かせていました。

午後は、LEDについて学びながら、
切り紙細工やシールを思い思いに飾り付けて、LEDランタンを製作。
世界でひとつの照明づくりに、子供たちばかりか大人たちも夢中になり、
時がたつのも忘れるほど。
部屋の電気を消し、一斉にランタンを点灯すると、
暗闇が色とりどりの美しさに染まり、みんなから歓声があがりました。

復興はまだまだ始まったばかりだけど、子供たち、負けないで。
そもそも、なぜキッズスクールを開催したいと思ったのか、
主催者の渡辺耕良さんと奥さまの真由美さんは語ります。
主催者の渡辺耕良さんと奥さまの真由美さん
「震災後、僕たちは、モノをつくる復興も大事だけれど、
子供たちの心のケアを考えなきゃならんと思いましてね…」。
自らも被災された渡辺無線さんは店舗を再開すると、
隣りの部屋に、町のみんなが集えるコミュニティルーム“サライ”を併設。
サライとは、ペルシャ語で“小さなオアシス”という意味だそうですが、
子供たちに勉強部屋として開放したり、さまざまな催しに使ってもらうようにしました。
「あれから4年目になりますが、正直、復興にはまだまだほど遠い。
子供たち、黙って耐えてはいますが、ストレスも相当たまっているはず。
ともすれば閉じこもった気持ちになりそうな毎日に、
何か新しい空気を入れたくて、
キッズスクールの開催を思い立ちました。」

この子供たちが、地域の力強いリーダーとなることを、町のみんなが願っています。
参加した子供たちは
「ちょっとだけ難しいところもあったけど、自分でつくれて、うれしかった」
「ふだんは友だちともゲーム機で遊んでいるけど、
今日は友だちと一緒に工作できて楽しかった」
「また、参加したい」と、じつにいい表情。

仮設住宅で暮らすお母さんは、
「今日は子供たち3人を連れて参加しました。
二部屋しかない仮設暮らしで、子供たちも息詰まる思いをしていると思い、
新しい体験をさせてあげたかったんですが、
手を動かしていたら私の方が、なんだか心が癒やされました」。

そんなみんなの様子に目を細めながら、渡辺さんは言います。
「これまで、全国のいろんな方が応援くださいました。
いまも支援くださっています。
でも、これからは、自分たち自身の足を強くして立たなきゃいかんと思うんです。
私たち、前を向かないわけにいかんのですから。
この子供たちが地域のリーダーとして力強く羽ばたくことを、
町のみんなが願っています」。




パナソニック企業市民活動ブログにも掲載されています

お客さまと店の間に“それぞれの物語