パナソニック創業100周年の
2018年3月7日に、
松下幸之助イズムを今も脈々と受け継ぐ
街のでんきやさんがテーマの
書籍「松下幸之助は私たちの中に生きている」がPHP研究所より発刊されました。
この本の出版記念イベントが
開催されるということで、
京都にある松下資料館にお伺いしてきました。
会場は満員のにぎわいで、
幅広い世代の方々がご来場
されていたのが印象的でした。
パナソニック創業者の松下幸之助の人間観は、
一人一人が自分の特質を磨いて活かす生き方をしましょうというものです。
「天地自然の理」に従って生きること、
「感謝の心」を持って生きることが大事だと。
自分の人生を豊かに、幸せにする
生き方のヒントともいえる
お話がいくつもありました。
書籍「松下幸之助は私たちの中に生きている」著者の梶田あずささんと、
街のでんきやさんの牧野伸哉さん、
藤原祐輔さんによるトークセッション。
まず梶田さんによる書籍出版までの経緯や、
実際に取材された街のでんきやさんの
ことなどのお話がありました。
大正時代から続く老舗の街のでんきやさんの
エピソードなども交えながら
幸之助イズムが受け継がれる
街のでんきやさんが、
これからの社会にますます必要な存在
であることを強い想いで語られていました。
続いては、京都府宇治市のでんきやさん
「てくのハウスMAKINO」の
社長である牧野さんによるお話でした。
この春にお店をリニューアルオープン
されたそうですが、
コンセプトは「この街の母屋のような
存在でありたい」。
徹底的にお店を構える宇治の街にこだわり、
スタッフみんなの力でお店づくりを考える。
でんきのことから、介護のことまで
地域に根ざした取り組みをされている
お話が印象的でした。
最後は、街のでんきやさんとして
お仕事を始められたばかりの
藤原さんのお話でした。
街のでんきやを志したご両親とのエピソードや
街のでんきやさんになるために学んだ
「松下幸之助商学院」のお話、
お客様とのあたたかいふれあいを通じて
でんきやとして日々熱意を持って
仕事に取り組む姿が印象的でした。
2020年に向けての夢をまっすぐに語る
藤原さんがステキでした。
全国の街のでんきやさんの姿を
撮影し続けているフォトグラファーの
日野眞郷さんによる記念撮影会が
行われました。
幸之助さんと一緒に撮影できて、
その場でプリントされた写真を
プレゼントしていただけました!