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お客さまと店の間に“それぞれの物語”

vol.16お年寄りに安心を、という話

おばあちゃん、LEDの消し方わかったかなぁ…
夜中もずーっと気になっていました。

私、お客さまにお売りしたあとのことが、気になって仕方ないんです。 お困りのことはないかなぁ、ちゃんとお使いいただけてるかなぁって。先日は、 こんなことがありました。お客さまのなかに、ひとり暮らしされている90歳くらい のおばあちゃんがいらっしゃるんですが、ご自宅の明かりをLED照明に取り 替えられたときのこと。ON/OFFや明るさの調節をリモコンで操作するように なっているのですが、照明をリモコンで操作するなんて初めてですから、 無理もないんですけど戸惑われまして。まずは点灯と消灯さえ覚えていただけ ればいいと思い、このボタンで「点ける」、このボタンで「消す」とリモコンに 印をつけて、その日はおいとましました。でも、家に帰って布団に入ってからも、 「ちゃんと電気消せたかなぁ。仕方なく、点けっぱなしで寝てらっしゃらない かなぁ」とおばあちゃんのことが気がかりで…。翌朝すぐ、お伺いしてお尋ね したら、大丈夫とのことでホッとしました。お年寄りに限らず、テレビの録画が ニガテというお客さまも多いですね。そんな方には、「これさえ見ればいいよ」と、 その方にわかりやすいよう、録画の仕方をノートに書いてさしあげています。

トイレの手すりのこととか、日常の不自由に
先に気づいてサポートしてさしあげたい。

このおばあちゃんをはじめ、うちのお客さまには、ひとり暮らしのお年寄りの 方がたくさんいらしゃいます。私たち、アフターフォローのためにお宅に お伺いする機会も多いですし、ご家族に代わって、というとなんですが、 こちらが先にいろいろなことに気づいて、安心して暮らせるようサポートして さしあげられたらと思うんです。たとえば、ちょっと足元がおぼつかないなと 思えば、トイレを手すり付きにするプチリフォームをご紹介したり、 ひとりではなかなか気づかないお耳の聞こえについても、ご相談に いらっしゃるよう、それとなくおすすめしたり…。おうち全般のことを身近に わかっている私たちだからこそ、してさしあげられることってあると思うんです。

お客さまは、人。人と人とのお付き合いを大事にしたいです。
だからこそ、素直な心で接したいんです。

お客さまのお宅にアフターフォローの訪問をさせていただくと、お客さまの方からも、待ってましたとばかりに、いろんなことを相談されます。雨樋が詰まったとか、玄関のドアがギシギシするとか、ビンのふたが 開かないとか、それこそいろんなことを。いまでは、“でんき屋さん” というより“べんり屋さん”だね、とお互い笑っています。でも、それが うれしいですね。何でも、おっしゃってほしい。頼まれる方が、うれしいんです。 私のモットーは、やさしさと思いやりとありがとうの心。 お客さまと接するというより、人と人とのお付き合いを大事に、これからも “山のように喜んでいただける、山喜電器”であるよう努めます。

※ここでご紹介したサービスは、この店独自のものです。すべての店で行われているものではありません。

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