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お客さまと店の間に“それぞれの物語”

vol.22笑顔のためにがんばる話

昔ながらのトイレを、一気にビューティ・トワレへ。おばあちゃんのうれしそうな顔に、工事の疲れも吹きとびます。

うちの店は父が創業したんですが、いまは僕が店長となり、父と母とで店をやっています。家族3人でやっているでんきやですが、近頃はリフォームのご依頼がグンと増えましたね。「でんきやさんでリフォーム」って、ちょっと意外に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、電気のことに限らず、おうちのこと全般が僕らの仕事。先日も、ちょっと大がかりなトイレの改装工事をしたばかりなんです。このあたりは水洗になっていないお宅もまだ残っていて、僕が子供の頃から知っているおばあちゃんのお宅も、昔ながらのトイレのまま。お年を召されて、しゃがむのはツライだろうと思うんですが、おばあちゃんはどうしたらいいのかわからず、あきらめていらっしゃいました。僕のところで水洗トイレに変えられるよ、とお話しすると、「え、あんたんとこでやってくれるの」と大喜び。工事は、汲み取り用の浄化槽を埋めたりと、かなりの手間がかかりましたが、足腰ツラかったトイレがビューティ・トワレへと大変身。「うわぁ、ピッカピカや。腰かけるってラクなもんだねぇ」と、おばあちゃんのうれしそうな顔。温水シャワーの使い方などをお教えすると、「慣れるまでは使うの、やめとくわ」なんておっしゃっていましたが、冬になってもトイレで寒い思いをしなくてもいいですし、喜んでいただき僕もホントにうれしいです。

漏電の原因をやっと突き止めたときには、グッタリするやら、ホッとするやら。

でんきやをやっていると、それこそいろんなことがあります。あるお宅のことなんですが、電気保安協会の点検で漏電の怖れが発覚。うちに相談があり、さっそく父と調べに伺いました。ところがこれが、思ってもみないほど大変。トラブルの個所を突き止めるには、ひとつひとつの家電を点けたり消したり、家中の電気配線を回路ごとに細かく切り離して調べる必要があるのですが、このお宅が増築に増築を重ねたお宅。配線がクモの巣のようになっていて、どこをどう調べていってもなかなか原因がわからない。そのままにしておいたら火災につながる怖れがありますから、そのお宅も僕らも気が気じゃない。そんな思いをしながら一週間。ついに天井を壊して、天井裏の配線を調べるしかない。これで突き止められなければ、もうお手上げだ。体中、埃まみれになりながら、やっと絶縁不良個所を発見したときには、父も僕も気が抜けるやら。そのときいただいた、冷たいジュースのおいしさ。いまでも、そのときの味が忘れられません。

“街のでんきやさん”というより、“わが家のでんきやさん”と思ってほしい。

僕は、ちょっとしたお困りごとや、突然のトラブルにもすぐ駆けつけるのが、街のでんきやだと思うんです。“街のでんきやさん”と言うより、“わが家のでんきやさん”という感じかな。いつもお客さまの近くにいたいと思っています。この猛暑の夏は、エアコン関係で大忙し。熱中症になっては大変ですから、修理にもできる限り迅速な対応に努めています。今日もこれからもう一軒、エアコンの設置に伺うところ。うちの店は、「一生めんどうみます」がモットー。いつもお客さまに感謝しながら、“わが家のでんきや”として、家族のようなお付き合いが続けられたらうれしいですね。

※ここでご紹介したサービスは、この店独自のものです。すべての店で行われているものではありません。

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