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お客さまと店の間に“それぞれの物語”

vol.25街のひとに共感される、でんきやの話

一人のお客さまのことも、忘れてはいけない。一人のお客さまからも、忘れられてもいけない。

うちの店、1976年に夫婦二人で全くのゼロから創業しましてね。「うちを頼りにしてくださるお客さまには、とにかく誠心誠意お応えしよう。」“街のでんきや”を始めたときから、ずーっとそんな思いでやってきました。うちの地域は名古屋のベッドタウンで共働き世帯の方も多く、出勤前に「こんな朝早くからワルイわね」と故障した電気製品を持ってこられる方や、夜遅く「いま帰宅したんだけど、テレビが映らない。何とかなりませんか」と申し訳なさそうに電話してくる方もいらっしゃいます。朝早く、お年寄りからの電話に起こされることもありますが、お年寄りって早起きですからね、その方にしてみれば、「私は朝7時まで待った、気がかりなことは早く電話してしまいたい」というお気持ちだろうと思うんです。お客さまというのはそれぞれ、いろんな暮らしがおありです。そんなお一人おひとりの気持ちになることが、当たり前のようなことではあるけれど、“街のでんきや”の原点。お客さまを一人でもおろそかにするような店であってはならないし、たとえ一人のお客さまからでも忘れられるような店になってはいけない。うちの店、娘夫婦が二代目として継いでくれているんですが、そんな精神でやっていってほしいと願っています。

僕ら二代目になり、仕事の分野も広がっていきますが、お一人おひとりを思う姿勢は、絶対に曲げない。

“街のでんきや”というのは、人と人とのつながりがすべて。こうして、妻の園絵と二代目として店を継がせてもらっていますが、お客さまと一対一で誠実に向き合うことの大切さは、本当に教えられましたね。お客さまが商品をお求めになるときも、何というか、僕らの方が妥協したくないんです。そのお客さまの生活に、いちばん合ったものを使っていただきたい。時には、お客さまが欲しいとおっしゃるものでも、たとえそちらの方が高額であったとしても、僕らの方が反対することも。うちの店は単にものを売るのではなく、お客さまのためになる電化製品をお売りする店でありたい。また、そういうことができ、結果的にお客さまに喜んでいただけるのも、お客さまと信頼しあう関係が築けているからこそだと思うんです。これから仕事のフィールドは、太陽光発電、オール電化、リフォームとどんどん広がっていき、お客さまのライフスタイルといいますか、お一人おひとりの生活と暮らし方を中心に考えることが大切だと思うんです。だからこそ、でんきやさんの仕事は楽しいんです。

うちの店から、多くの“街のでんきやさん”が巣立ち、それぞれの街で頑張っています。

私たち、こんな気持ちで“街のでんきや”をやっているんですが、全国の電器屋さんのご子息を、実習生として住み込みでお預かりするということを、長年続けています。もういままで何十人、巣立っていったでしょうか。実はいまもひとり実習生がいますが、彼のお父さんも以前、うちの実習生で親子二代にわたります。実習生との出会いは、私たちにとっても幸せなこと。お手本にならなくてはと自分自身への励みとプレッシャーをいただくことができますし、初心に戻ることができます。いま、それぞれの街で“街のでんきや”として頑張ってくれていると思うと、うれしいですね。私たちは“街のでんきや”であることが好きですし、こういう商売の在り方をなくしたくない。これからも、そんな思いでやっていきます。

※ここでご紹介したサービスは、この店独自のものです。すべての店で行われているものではありません。

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