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お客さまと店の間に“それぞれの物語”

vol.26アナログのこころで奮闘する話

デジタルではなく、アナログのこころで、お困りごとに対応します。

家電にしろ設備にしろ、いざという時、どう対応してくれるのか。やはりお客さまにとっては、そこがいちばん気になるところじゃない でしょうか。実際、なかなか修理に来てもらえず、困って、うちに電話をかけていらした初めてのお客さまもいらっしゃいます。エアコンがおかしい、なんていう時、ずいぶん待たせるようじゃ話にならない。お客さまはまさにいま、寒さにお困りになっているわけですから。お客さまからのご依頼が重なるときもありますが、そんな時は、いま何を優先すべきか判断することも大切だと思うんです。ご依頼があった順に、ただデジタル的に対応するのではなく、急を要するお困りごとは、優先的に駆けつける。そんな心の通ったアナログ判断ができるのも、 お客さまの状況が把握できている“街のでんきや”だからこそ。それに何かあった時も、“街のでんきや”なら、日頃のお付き合いから、話もスムーズに進みますしね。「電気コタツのコードが剥けた」とおっしゃれば、「ああ、あれか」。「照明、替えて」と頼まれれば、「どこの? 居間の?」。お客さまとはたいていツーカーなんです。

「生きてるうちは、メンドウ見てやー」と、お客さま。

お客さまからの頼まれごとは、つねに試されていると思って、精一杯やっています。どんなこともアサノに頼んだら、間違いない。その信用こそが、財産ですから。うちのお客さまに84歳のおばあちゃんがいらっしゃるんですが、その方がパソコンを買われた時もおっしゃったんです。「アンタんとこなら、一生メンドウ見てくれると思ったから、買ったんよ」。わからなくなるとお電話がかかってきて、一日に何回も駆けつけることもたびたびでしたが、いまではマスターされて、おひとりでハガキをつくれるまでに。いつもお客さまのそばにいて、お客さまに安心していただける。そんな存在でいたいと思います。

かわら版は、私たちからのお手紙です。

お客さまとは、人と人とのお付き合いだと思っています。うちがどういうお店なのか、店の人柄というか、私たちの人間性というか、そういうこともお伝えしたい。そんな思いから、かわら版と称して、日常の出来事や思ったことなどを綴ったお手紙をお配りしています。全く商売っ気抜きなんですが、お客さまから共感の声をいただいたりして、人と人としての絆が深まるような気がしますね。また、料理教室をはじめ、お客さまのご要望で絵手紙や書道、刺繍など、いつのまにか50名を超えるカルチャー倶楽部も開催。これも、アナログなおつきあいですね。これからは ますます高齢化になるし、実際、うちのお客さまの7割くらいが65歳以上の方々。きっと日常のあれやこれやの身近な相談相手を求めていらっしゃると思うんです。うちの店、“65歳以上の応援隊”とも言っているんですが、そんな方々のこころの拠り所でありたい。“街のでんきや”って、古くからある商売だけど、新しい存在価値を持っていると思います。

※ここでご紹介したサービスは、この店独自のものです。すべての店で行われているものではありません。

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