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お客さまと店の間に“それぞれの物語”

vol.34街のでんきやは人間力という話

「アンタだったら、文句も言いやすい!」お客さまからいただいた、最高の誉め言葉です。

先日、あるお客さまから大がかりなリフォームのご依頼をいただきました。実はそのお客さま、10年ほど前からリフォームしたいというお気持ちはあったみたいなのですが、いろいろなご事情でできないままで。うちの店にご依頼くださったときは、うれしかったですね。お客さまに、どうしてうちを選んでくださったのかとお尋ねすると、返ってきた答が、「アンタだったら、文句も言いやすい!」。その言葉に、ますますうれしくなりましたね。思ったことはお腹に溜め込まず何でも言えるし、それに対しても、納得いく答が返ってくる。お客さまは、そう思ってくださっていたのです。こういう関係を築けること。それこそが、“街のでんきや”の原点みたいな気がします。

自己都合の販売は、やめました。モノではなく、コトを売ります。

親父が始めた店を継いで長く経ちます。途中、思うところあってサラリーマンをしていた時期もあります。親父の落下事故で再び、電器屋に復帰した頃のことを考えると、“販売のオニ”だったと思います。たとえば「冷蔵庫のことで…」とお客さまが言ったそばから、もうお売りすることを考えている。お客さまは修理をお望みになっているかもしれないのに。もし、自分が客だったとしたら、こんな売る気マンマンの店はイヤですよね。「今日は何を売りに来た?」とお客さまがガードを固めるのも当り前です。修理をするのがいいのか、買い替えるなら、どういう機種がいいのか。いまは、お客さまに複数の選択肢をご提案しながら、お客さまの気持ちにそって考えるようにしています。そして、自分の仕事の価値についての考え方を、改めました。私がやっている仕事は、モノを売ることではない。お勧めする商品が持っているコト(機能)で、お客さまの生活がどう変わるのか…。そのことに軸を置き、どうお役に立てるかを考えるようになりました。

選ばれる店になる。それは、自分という人間を知ってもらうこと。

お客さまと私たちとのお付き合いは、継続が前提。メンテナンスを必要とする商品も多くありますし、お客さまの毎日の生活に密着しています。困ったことがあったら、すぐ飛んできてほしいでしょうし、信頼できるところと付き合いたいと思うのは当然です。どんな商売もそうかもしれませんが、私たちの仕事って特に、人間力じゃないでしょうか。うちの店では毎月、かわら版を発行しているのですが、それには自分の思ったことや出来事などプライベートなことも書いています。「ナカマツって、こんな人間か」とお客さまに知ってほしいと思うのです。そして、何か困ったことがあるとき、「ナカマツに相談してみようか」と、思い出していただける自分でいたいと思います。私は、「変えてはいけないこと」と「変えなければいけないこと」があると思うのです。「変えていけない」のは、人としての心や、お客さまへの感謝の気持ち。「変えなければいけない」のは、環境の変化に対応しての目線や決断。人生は山あり谷あり、楽しいことも苦しいこともたくさんありますが、私はこの仕事を通じて大切なお客さまとともに、最後に「Life is good!」と言えるような人生でありたいと思っています。

※ここでご紹介したサービスは、この店独自のものです。すべての店で行われているものではありません。

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