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お客さまと店の間に“それぞれの物語”

vol.36町に幸せづくりをする話

ひとり暮らしの方ですと、緊急時の連絡先を私どもにしている方までいらっしゃいます。

うちの店は父が創業したんですが、その頃からのお馴染みさまも多く、80歳代とか90歳代のお客さまも大勢いらっしゃいます。お年寄りは朝が早いですし、何かあったときは朝も夜も関係なくお電話がかかってきます。「冷蔵庫がしゃべる」という訴えは、食品の入れすぎでドアが開いたままになっていただけ。「テレビが映らない」という訴えは、昼間いらしたヘルパーさんが、掃除機をかけるためにテレビのプラグを抜いて、そのまま抜きっぱなしになっていただけ。駆けつけてみると、たいていはそんなことが多いんですが、お客さまにとっては、いったいどうしたことかと一大事。お電話をいただいたら、できるだけ速やかに駆けつけるようにしています。なかには、「子供たちは独立して遠くにいるので、緊急時の連絡先に、中川さんの名前を使わせてもらったわ」とおっしゃる方もいらっしゃいます。確かにお客さまとはもう、家族みたいなお付き合い。家電製品のお買い替えのときも、「テレビ持ってきてー。うちにはどんなのがいいか、だいたいわかるやろ。」と電話一本なんです。

近頃は、若い世代のお客さまも増えました。「使い捨てなら安いところで買うけど、家電はそうじゃないから…」と。

昔からお付き合いのあるお客さまはともかく、ここに電気屋があるとわかってはいても、気にもとめていない方が大勢いらっしゃると思います。街のでんきやのことをもっと知ってほしい。そんな思いから、うちの店ではソフトチラシと呼んでいるんですが、モノというハードを売るためではなく、私たちがご提供できるサービスをご紹介するチラシづくりに力を入れています。たとえば、古いコンセントは発火の原因になることもありますから、コンセント交換のご提案チラシであったり、蛇口の交換についてであったり…。生活に役立つ情報提供はするけれど、売り込みはしない。というのが私たちのスタンス。いわば、待ちの商売です。でも近頃、ありがたいことに、チラシを見たという30~40歳代のお客さまが、毎月のように増えているんです。先日も若い独身男性から「他の店で買ったエアコンのことなんですが…」とご相談がありました。なんでもマンションにエアコンを取り付けてもらったら、その後、水が漏れていると階下の方からクレームがあったとか。すぐ購入した店に電話したところ、忙しく一週間後でないと人を回せないという返事。この対応に困ってしまい、チラシで見たうちの店なら何とかしてくれるのでは、と思ってのご相談でした。さっそく伺ってみると、室外機と室内機をつなぐホースに虫が入り込んでいたのが、水があふれだす原因。ホースを取り替えるだけで、簡単にトラブルに決着。気がかりが、一週間どころか、あっという間に解決し、喜んでいただきました。「使い捨てなら安いところで買うけど、家電はねぇ…」と言ってくださる若いお客さまも増え、アフターフォロー面などの安心感が世代を超えて広がっているなあと実感しています。

父はホタル、私は沖縄さんしん、家内は書道。町の人たちと一緒に活動することが、楽しくて仕方ないんです。

私の父は亡くなりましたが、ホタルの飼育のスペシャリストで、北九州市と一緒に、小学校にビオトープを作ったりしていました。町に花を根づかせようと、花咲く街角運動などもしていましたね。私の趣味は、沖縄さんしん。みんなで演奏し、歌うのが、ハッピーでたまらんですね。この前は、幼稚園の園長先生のご提案もあって、町の100人の子供たちとエイサーを楽しむイベントを行ったばかり。家内は家内で、店の二階で書道教室を開き、下は幼稚園児から上は90歳ぐらいのお年寄りたちと一緒に楽しんでいます。ダウン症の子も通っているんですが、のびのびと素晴らしい字を書くんですよ。電気屋として町の方がたのお役に立つことはもちろんですが、こうして町の方がたと楽しい時間を共有できることほど幸せなことはないですね。店の外には5台の冷蔵庫が待機しているんですが、夏祭りなどイベントのときには、氷づくりにフル回転です。

※ここでご紹介したサービスは、この店独自のものです。すべての店で行われているものではありません。

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