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お客さまと店の間に“それぞれの物語”

vol.57暮らしのヘルパーになる話

私たち、みんなの暮らしのヘルパーさんです。

コンセントの「あ、アブナイ!」に気づくのも、私たちの役目かなと思います。

うちの店がある熊本・南阿蘇村は、世界最大級のカルデラの南麓。雄大な山々と清らかな湧き水に恵まれた、自然豊かな村です。この地で、夫婦で“街のでんきや”を始めて45年。主人は17年前に亡くなりましたが、スタッフのみんなが本当によくやってくれて、こうして大好きなでんきやの仕事を続けていられます。近頃は別荘地にお越しの新しいお客さまも増えましたが、お客さまの多くは、昔からの長いお付き合い。何かにつけ、うちのスタッフたちを頼りにしてくれます。「窓のすき間風が寒くてたまらん、何か貼ってほしい」と頼まれたり、足が弱くなられたおばあちゃんから「郵便局に連れて行ってほしい」とお願いされたことも…。テレビが映らないというので飛んで行ったら、リモコンの電池切れだった、なんていうこともしょっ中。でも、“街のでんきや”というのは、そういう方たちのためにこそあると思うんです。お客さまのお宅にお伺いしたときには、何かご不便だったり不具合なことがないか、自然と目がいってしまいます。たとえば、プラグを挿しっぱなしのコンセントにホコリがたまっていないか。堀コタツの電源コードがささくれ、ビニールテープを巻いた状態でお使いになっていないか。どのお宅でもやってしまいがちなことですが、発火する怖れもありますから、万一の前に気づいてさしあげたい。私たちがいつもおそばで見守っていることで、お客さまにはゆったり安心した気持ちでいてほしいんです。

オーブンレンジ料理教室や、「いい夫婦の日」には記念撮影のイベントも。
店が交流の場にもなっています。

店にはべつに用事はなくても、みんながお喋りに立ち寄ってくれます。なかには毎日いらっしゃる皆勤賞の方も。農家の方も多いですから、「キャベツできたよ」「トマトとれたよ」と持ってきてくださいます。今日は、毎月定期的に行っているオーブンレンジ料理教室の日だったのですが、参加してくださった方が、ご自分のところで採れたシイタケを持ってきてくださって。ソーセージ作りのほかに急遽、シイタケたっぷりのグラタンも楽しみました。参加してくださるみなさん、オーブンレンジの使い方が学べるのも魅力だけど、食べながらのお喋りが楽しみとおっしゃってくださいます。また、うちの店では、11月22日「いい夫婦の日」に、ご夫婦で記念撮影をするというイベントを開催しています。うちの主人が亡くなった翌年に思いたって始めたんですが、一回目から毎年お見えになっているご夫婦も。毎年80組以上の方にお越しいただき、撮影した写真には川柳を添えたプリントにしてプレゼントしています。ちょっと照れくさそうな表情だったりするんですが、ご夫婦で写真を撮る機会なんて滅多にないからと喜んでいただいています。みなさんのお元気で仲睦まじい様子に接するのが、私もうれしいんです。

ほかの仕事をしていた息子が、店を継いでくれることになりました。
地域起こしなども考えているようです。

“街のでんきや”というのは、お客さまに買っていただいた後々まで面倒をみさせていただくというのが使命です。不景気だから店を撤退するとか、太陽光発電を設置したのに20年後のことは知らん、では話になりません。これまでほかの仕事をしていた息子が電気工事などの資格もとり、40を過ぎて店を継いでくれるというので、私もひと安心です。息子は地域環境のことなどにも関心があるようで、間伐材などの利用促進を考えるセミナーに参加したりして、環境問題や雇用の創出などについても、村のお役に立ちたいと願っているようです。この美しい故郷と、地域のみなさんの穏やかな暮らしが守られていくことを、私も願っています。

毎日、店に来とる。みんなの顔ば見れるとが楽しかったい。

クルマで5分くらいのところに住んどるけど、ウエダに来るのが日課だね。友だちも来るしね。今日は収穫したてのトマトを食べてもらおうと思って、お土産持参だ。ずっと家にいてもつまらんし、お茶のんで、みんなと喋って、気楽でよか店たい。

※ここでご紹介したサービスは、この店独自のものです。すべての店で行われているものではありません。

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