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お客さまと店の間に“それぞれの物語”

vol.64町の子どもたちを見守る話

地域あっての店ですから、町のみなさんに恩返しできたらと。

うちの店、町の子どもたちの入学写真、卒業写真を撮り続けて30年になります。

この町の子どもたちは、うちの親父のことを“写真屋のオジさん”と思っているんじゃないですかねぇ。うちの親父、30年前から、町内に一校だけある小学校の入学式、卒業式の日に、一人ひとりのポートレート写真を撮影しているんです。電気屋をしていると、たくさんの町の方と出会いますから、生まれたときから知っているお子さんも多いんです。やはり、町の子はみんな可愛いもんですね。うちの店からの入学祝い、卒業祝いとして、撮った写真をプリントして写真立てに入れ、お祝いメッセージとともにプレゼントしています。仕事でお客さまのお宅に伺うと、「これ、お父さんに撮ってもらった写真よ」と見せてくださって、話が弾みますね。入学式と卒業式の写真が並んで飾られていると、お子さんの成長を実感します。今年も桜の季節が近づいて、親父、ソワソワしています。「今年は、あそこのお宅の子が一年生になるんだぞ」なんて言って。近頃は、20年前とか30年前に撮影した方のお子さんを撮ることも多いようです。

店のつくりも、地域の子どもたちが気軽に立ち寄れることをめざしました。

うちの店、ホームエナジーソリューションなどに強い“ネットワーク&エコハウス”に認定されたのを機に、2012年、全面的に店をリニューアルしました。リフォーム後の生活をイメージできるような空間演出や、商品をじっくり体感していただけるコーナーをつくるなど、生活提案できる店に改装したんです。そのとき考えたのが、地域の子どもたちにとっても入りやすい店にしたいということでした。佐賀市南商工会に加盟しているのですが、登下校中の子どもたちを見守り、犯罪を防ぐために、佐賀市南商工会でつくった“こども見守り隊”のノボリを立て、子どもたちが通学中などにトイレや困ったことがあれば、気軽に入ってこられるようにしています。

うちの店のモットーは、“挑戦と革新”。地域のみなさんに喜ばれることを考えていきます。

うちの店、わずか6坪から始まったんですが、親父が“挑戦と革新”をモットーに掲げ、いまでは40坪、12名ものスタッフが働く店に発展させることができました。根底にあるのは、やはり、お客さまに喜んでいただくためには何をすべきかを、つねに考えることだと思います。大規模なリフォームにもお応えできるよう建設業許可を取得しましたし、また、古物商許可も取得。お客さまがお使いの家電を下取りし、必要な方に中古品として再利用していただくことができるようになりました。ちょっとしたことですが、テレビやエアコンのリモコンの乾電池は、無料交換させていただいています。地域のみなさんに支えられてこその店ですから、これからもみなさまに喜んでいただけるようチャレンジしていきたいです。

※ここでご紹介したサービスは、この店独自のものです。すべての店で行われているものではありません。

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