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お客さまと店の間に“それぞれの物語”

vol.71暮らしの安心を見守る話

僕たちがいることが、暮らしの安心につながればいいなと思うんです。

「このコンセント、古くなって危ないよー」お客さまが気づかないことは、僕たちが気づいてさしあげたいです。

「エアコンのスイッチが入らない」とか「洗濯機から変な音がする」といった家電のことから、「雨どいがはずれた」「トイレが詰まった」など住まいのことまで、お客さまからいろいろなお困りごとが寄せられます。そんなときはお客さまのお宅にできるだけ早くお伺いするようにしていますが、お宅に上がったときには、ご依頼のこと以外にも目を配るように心がけています。たとえば、コンセント。古くなって内部に不具合が生じていたり、プラグをずーっと差しっ放しにしているとホコリが溜まって、思わぬ出火につながることがあるんです。家電でしたら調子がおかしくなれば、お使いのお客さまご自身がわかりますが、コンセントのことなんて意識もされていないと思うんです。ですから、お宅にお伺いした折には、ホコリがかぶっているコンセントはないか、タコ足配線になっていないかなど、お客さまに代わって僕たちが目配り。冷蔵庫を買い換えられたときは、古い冷蔵庫を搬出したあと、それまで隠れていたコンセントの状態もチェックするようにしています。

福島さんのお宅は、火を使わないIHの導入を機に、キッチンをリフォーム。愛着のある棚をアイデアで生かしました。

今日お伺いした福島さんのお宅は、ご高齢のおばあちゃんと息子さんご夫妻が暮らしていらっしゃいます。以前から、安全安心のために、火を使わないIHへのお取り替えをおすすめさせていただいていたのですが、このたびIHの導入を機にキッチンのリフォームをご依頼いただきました。明るい雰囲気をお望みでしたので、床や壁のクロスを貼り替えるとともに、ご愛用されていた造りつけのビルトイン棚にひと工夫。背面を透き通ったアクリルに替えることにより、外光を採り入れて明るさをかなえました。福島さんのおばあちゃんには、昔からのものがいい具合に甦ったと喜んでいただき、僕たちも感激。暮らしを快適で安全安心なものにすることはもとよりですが、場合によっては何もかもカタログのように真新しくするのではなく、そのお宅が育んできた温もりを大切にする、愛あるリフォームを心がけたいと思います。

スタッフが交代で先生になって、毎朝、商品勉強会を開いています。

当たり前といえば当たり前ですが、僕たち、商品について詳しくなければ話になりません。お客さまに最もふさわしい商品をご提案し、使い終わるまでしっかりとアフターフォローさせていただくのが、僕たちの務め。新しい商品も次つぎと登場しますし、勉強が欠かせません。そこで、うちの店では毎朝、スタッフが交代で商品勉強会を行っています。各自が特に関心のある商品をテーマに選んで勉強し、その内容をみんなに発表して情報共有。自分が率先して、その商品のスペシャリストになることは、スタッフ一人ひとりのモチベーションを高めるのにも役立っていると思います。いま、うちの店には、僕も父も学んだ「松下幸之助商学院」という、でんきやさんの学校から実習生が来ています。お客さまと接するのもまだドキドキだと思いますが、お客さまの頼れる存在となるよう成長してほしいですし、僕自身、まだまだこれからだと思うので、ともに頑張っていきたいですね。

実習生のお話 お客さまが次つぎと店に遊びにいらして、びっくり。体験型の店づくりも、とても参考になります。湯山 隆志(松下幸之助商学院 35歳)

実は僕、ほかの仕事をしていたのですが、やはり家業のでんきやをやっていこうと決心し、「松下幸之助商学院」という全寮制のでんきやさんの学校に入りました。同期の仲間と寝食を共にしながら、でんきやとして必要な知識や技術の習得、そして人格の鍛錬に励んでいます。このタキ屋さんに実習に来て驚いたのは、お客さまとのアットホームな関係。いろんなお客さまがまるで喫茶店にいらっしゃるように、ふらりとお店に顔を出してはお喋りを楽しんでいかれます。僕はいずれ故郷の北海道・池田町に帰ってでんきやをやっていきますが、地元のみなさまに「この店があって安心だ」と愛され、信頼される店になるよう頑張りたいです。またタキ屋さんでは、いろいろな商品を自分で体験できるような展示が多いのですが、そんな工夫もこれからの店づくりに取り入れていきたいですね。

お客様のお話 私たち、取扱説明書なんて見やしません。困ったことがあれば、何でもタキ屋さん。

わからないことがでてきても、老眼鏡かけて取扱説明書を読むなんて面倒ですから。何でもつい電話しちゃうんです。いざというとき、電話一本で駆けつけてくれて、ありがたいですね。量販店だと、何か困ったことがあっても、こうはいかないでしょ。ついこの間は、階段に手すりをつけてもらったんですが、タキ屋の兄ちゃんの顔を見たら、カーポートの屋根の雨漏りも直してもらおうと思い出しました。週に2~3回はお店に寄せてもらって、奥さんとお喋りしてます。看板犬のゴンちゃんも尻尾を振って出迎えてくれ、私の憩いの場なんです。

※ここでご紹介したサービスは、この店独自のものです。すべての店で行われているものではありません。

  • 松下幸之助は私たちの中に生きている パナソニック100年 あなたの街のでんきや物語 街を元気にプロジェクト著 PHP研究所出版
  • パナソニックの店のうたができました
  • 街の元気屋さん 街を元気にプロジェクト著 PHP研究所出版

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