福島のでんきやさん第一電化が、“たかまきやすし&東京ベルズ”のみなさんを招き、「のどピコ体操」コンサートを開催。
みんなで歌って、笑って、元気な時間を過ごしました。
気がつけば今日一日、誰ともお喋りしていなかった。
街のでんきやさんのお客さまには、そんなひとり暮らしのお年寄りも大勢いらっしゃいます。
ふとしたきっかけで、「のどピコ体操」コンサートのことを知った、福島の第一電化さん。
「お年寄りやシニアのカラダもココロも元気に」という活動の趣旨に共鳴し、
2016年1月23日、塙町商工会館で「のどピコ体操」コンサートを開催。
大勢のシニアのみなさんに参加いただき、歌って笑って元気な時間を過ごしました。
この健康サポート活動はいま、全国の街のでんきやさんに拡がろうとしています。
「のどピコ体操」って、何?
声楽家の高牧康氏が、誤嚥性肺炎を防ぐために考案した、声帯のアンチエイジング法です。
私たちの声帯は、加齢や会話の減少により、痩せてシワができ萎縮します。
声帯は声を出すためだけでなく、食べたものが気管に入らないようにする
弁の役割も務めているのですが、
声帯が萎縮すると、食べたものが誤って気管に入る誤嚥をおこしがち。
肺炎のリスクを高めてしまいます。
高牧氏が「声帯を鍛えて、誤嚥を防ごう」と考案したのが、
歌と顔の動きなどを組み合わせた、オリジナルの「のどピコ体操」です。
「シワがよるのは顔だけではありませんよー、実は声帯にも……」
高牧氏の軽妙なトークに大笑いしながら、さあ、みんなで「のどピコ体操」!
まずは声帯萎縮について、実際に撮影された声帯の写真とともに学習。
高牧氏のわかりやすくユーモアいっぱいの解説に、みんな驚いたり笑ったり…。
そして、いよいよ「のどピコ体操」!
♪のどピコ体操、まゆげから、上げたり下げたり下げたり上げたり……♪
高牧氏率いる“たかまきやすし&東京ベルズ”のみなさんと、
顔を動かしながら歌い、声帯の体操を初めて体験しました。
みんなで懐かしい曲を合唱したり、素敵なコーラスにうっとりしたり……
大きな声で歌うことも、声帯にとっていい運動。
ギターの伴奏に合わせて、懐かしのメロディーを合唱したり、
学生時代の音楽の授業のように輪唱にもトライ。
“たかまきやすし&東京ベルズ”のみなさんのコンサートタイムでは、
素晴らしい歌声に会場中が聴き惚れ、
高牧氏が東日本大震災によせて創った曲では、ハンカチで涙をぬぐう姿も見られました。
第一電化から、全国の街のでんきやさんへと、「のどピコ体操」コンサートが拡がろうとしています。