一般企業に就職しても、
一人で働く父を手伝いたいといずれ思うようになる。
それなら早い段階で店に入ったほうが成長も早いと考え、
大学を卒業してすぐ商学院に入塾しました。
商学院では資格取得や知識・技術の習得はもちろん、
人としても大きく成長することができました。
商学院での経験が、いまの活動に役立っていることを
実感しています。
商学院で「人としてどうあるべきか」
ということを深く考えるうちに、
お客様のことを第一に考えることの大切さを
日々感じるようになりました。
商品提案の際にはお客様一人ひとりにあわせて、
どの機能が必要なのかをしっかり見定めることが重要です。
むやみに高機能の商品を奨めるのではなく、
お客様に喜んでいただける商品を提案するよう心がけています。
「電話がかかってきてからお客様のところに行くスピードが
一番大事」という考えのもと、「迅速対応」を心がけています。
いち早く駆けつけて対応すると、
お客様も喜んでくださるのでうれしいですね。
また、商品を設置して終わりではなく、「商品の調子はどうですか」
「使い方でわからないことはないですか」と
必ずアフターフォローを行っています。
量販店であれば「本日中の対応は無理なので
数日後の訪問になります」というケースもあるかと思うのですが、
私は「困っているお客様を早く助けたい!」という気持ちで
すぐにお客様のもとに向かい、状況を確認するようにしています。
また、日頃から「いまお困り事はありませんか」と
お客様とコミュニケーションを取ることも意識しています。
ご高齢のお客様だけでなく、若い方も含めて
いまよりも多くのお客様に「快適な暮らし」をお届けしたいです。
そのためにも父と私だけでなく、将来的には従業員を雇用して、
もっと多くの方に「迅速で丁寧なサービス」を
提供できる店にしたいと思っています。
この目標が実現できるように、精一杯努力してまいります。
※松下幸之助商学院は、パナソニックの「街のでんきやさん」の後継者を育成する学校です。