電器店の後継者だけが集まる学校なので
同期の仲間とはすぐに仲良くなれました。
そんな仲間といろんな資格に挑戦できたことが
商学院で学んでよかったことの一つです。
また、商学院での学びを通して、
お客様のことを第一に考えられるようになりました。
常に「お客様のためにどうすればいいか」を考えながら、
毎日全力で活動しています。
商学院を卒業し、店に戻ってまだ1ヵ月しか経っていない
2016年4月、熊本地震によって店舗と自宅が全壊しました。
母の実家に身を寄せながらお客様宅の電気温水器などの
修理・交換に飛び回ったことを、いまも覚えています。
仮設店舗で営業を始めると店頭に洗濯機を設置し、
近隣の方々に無料で使っていただきました。
震災直後には顔を会わせたこともない明徳会会員※の方々から
支援物資などが届き、明徳会の絆の強さに感謝しました。
熊本地震の直後、とにかく「お客様のお役に立つ!」
ということだけを考えて行動していましたが、
もし、人としても成長できる商学院で学んでいなければ、
そうした考え方はできなかったと思います
2018年に新店舗での営業を再開し、
本格的に商学院で学んだことを
実践できるようになりました。
引き続き「お客様第一」で活動していきます。
地域にはご高齢のお客様も多く、
常に何かしら困っておられるという状況にあります。
そんなお客様のお困り事を解決し、
暮らしを快適にして差し上げる。
その結果、お客様が喜んでくださると、私も嬉しくなります。
「お客様のお役に立てている」と考えると、本当に意義深く、
やりがいのあるいい仕事だと思います。
安心して店を任せてもらえる存在になることが、
いまの目標です。
そのためにも、日々の業務をしっかり取組み、
お客様からの信頼感を高めていきたいと考えています。
店を継ぐ後継者としてもっと経験を積み、
さらに地域に貢献できる「街のでんきやさん」として
成長します!
※松下幸之助商学院は、パナソニックの「街のでんきやさん」の後継者を育成する学校です。