大学卒業後、すぐに親元で働くと
どうしても甘えや、弱い自分が出てしまい、
仕事が長続きしないのではないかと不安でした。
一年間の商学院生活で心身が鍛えられ、
良き生活習慣が身に付き、
相談できる仲間も全国につくれる。
それらに魅力を感じ、商学院に入塾しました。
最新の知識や技術が学べるだけでなく
人間的にも大きく成長できました。
商学院には、年齢も個性も異なる仲間が集まります。
その仲間たちと一日のほとんどを一緒に過ごすことで、
コミュニケーション力が自然と身に付きました。
他者への気遣いを実践的に学べたことは、
日々の活動に大いに活かされています。
「一人ひとりのお客様を大切に」という
自店のモットーを実践するよう心がけています。
冷蔵庫やエアコンの納品では、
工事や商品の取扱い説明を丁寧に行い、
テレビの操作方法が難しいというお客様には、
分かりやすい手書きの説明書を作ってお渡ししています。
また、役所や通信会社、電力会社に出向き、
お客様のメリットになる助成金などの情報を
自ら積極的に得るようにしています。
待っていても情報は来ないので、
能動的に行動するようになりました。
これも、商学院で身に付いた習慣のひとつです。
お客様のどんなお困り事にも対応することが、
「街のでんきやさん」の良いところだと思います。
ドアノブやアルミサッシの交換、
庭の芝刈りなどは当然のことながら、
「これはちょっとムリかな」と思うことでも
協力会社と連携して、
“くらしまるごと”対応させていただくのが当店の基本です。
電気の知識や技術をさらに高めていくことはもちろん、
お客様の生活に関することなら何でもお任せいただける、
“くらしのプロ”でありたいと考えています。
「柴田圭亮という人間に任せたら安心」と
信頼いただける関係を築き、
お客様のくらしを豊かにするお手伝いができれば
嬉しいですね。
※松下幸之助商学院は、パナソニックの「街のでんきやさん」の後継者を育成する学校です。