中学生くらいから店の仕事を手伝い始めたのですが、
いつも祖父や父がお客様からすごく感謝されている姿を見て、
「電器店の仕事っていいな」と感じていました。
高校生のとき、商学院の卒業生である父から
「商学院なら一年間で“充実した濃い時間”が過ごせる」と聞き、
「それなら大学や専門学校よりも短期間で電気屋として
必要な力が身に付く」と考え、商学院入塾を決めました。
商学院では先生や同期の仲間に対し、
頻繁に大きな声で挨拶をしていました。
いま、そのときの習慣が良い癖となり、
お客様宅の玄関ドアを開けてすぐ
「おはようございます!」と、
明るく元気にご挨拶することができています。
ありがたいことに、お客様から「ありがとう」と
言っていただけることもあるのですが、
その言葉が一番の喜びです。
修理や工事を終えたときにいただく、
「ありがとう」の一言がとてもうれしくて、
「もっと頑張ろう!」という仕事の励みにもなっています。
お客様にもっと当店のことを知っていただきたいと思い、
毎月1回、オリジナルの手作りニュースレターを
発行しています。
家電商品だけでなく「くらしまるごと」
お役に立てることをお伝えし、
お客様の暮らしをより快適にしていきたいと
考えています。
困ったときに頼ってくださるお客様を増やすことが目標です。
そのためには、お客様と信頼関係を築かなくてはなりません。
地域の方々に店の存在をいま以上にアピールして、
そのうえで私の顔と名前を覚えていただけるよう努力します。
※松下幸之助商学院は、パナソニックの「街のでんきやさん」の後継者を育成する学校です。