父の代で店がなくなるとお困りになられる方も
いらっしゃいます。そんなお客様のためにも、
店を継ごうと考えて商学院に入りました。
電器屋として知識・技術はもちろん必要ですが、
「礼儀正しい人間性」「人を思いやる気持ち」も大事です。
商学院で高めた「人間力」は、お客様との
信頼関係づくりなど、日々の商売で役立っています。
お客様視点で商品やサービスを提供できるようになりました。
常に感謝の気持ちを持つことや、
相手の立場で物事を考えること。
そんな人間の根本みたいなところは、
商学院でしか学べないと思います。
人として成長できたのが一番良かったです。
営業と工事、それにホームページや「かわら版」の制作など、
広報活動を担当しています。
「かわら版」は2ヵ月に1回のペースで発行し、
お客様にお届けしています。
紙面にはスタッフ紹介や日頃の出来事などを掲載。
訪問時には「あんちゃん、あの新聞見たよ」
「従業員さんの子ども大きくなったね」と声をかけていただけ、お客様との絆が強くなっていることを実感しています。
「無理とは言わない、無理と断らない」がモットーです。
お客様からご相談があれば、どんなことでもお受けします。
ウチだけで対処できなければ、
ほかの協力会社さんに頼んででもなんとかする。
これをいつも念頭に置き、お客様のことを考えて
お困り事を解決するよう努めています。
お客様から愛される店、そして両親や従業員が
楽しく笑顔で仕事ができる店にしたいと考えています。
理想とするのは、街でお客様と出会ったら、
「この前はありがとう」「スミダさんなら安心して任せられる」などと言ってもらえるような店です。
※松下幸之助商学院は、パナソニックの「街のでんきやさん」の後継者を育成する学校です。